永遠亭comacの出張版(ほぼ将棋について)

将棋についてつぶやく(腕前は超ド素人)

2022-01-01から1年間の記事一覧

藤井竜王、まさかの年度最高勝率超え?

実はネタバレになるから銀河戦の出来事は伏せておきますが、大変なことが起きています。 現在の藤井竜王の成績はこちら 30勝7敗 .811 6年連続8割超えも射程圏内に突入だが、新たな情報として年末までで8割3分3厘まで上昇した場合、8割5分も狙える位置につけ…

マスク未着用での反則問題

正直言うとこればかりは仕方がないと思う。 というか、ホリエモンや松丸君の兄が変なこと言っているけど、状況もルールも知らない奴の意見はほっといて 28日のA級順位戦で佐藤天彦九段が30分以上のマスク未着用のため反則負けとなりました。それを指摘したの…

棋王戦のお話

久々に将棋の方のブログ書くけど、その前に うちらというか、将棋を題材にして記事を書いたり動画上げたりしている人って将棋できる出来ないよりも、まずは間違った情報を流さないことが大事だったりします。 なので、事前に調べて理解したうえで書いていま…

王将リーグ開幕

久々に棋戦の話します 本日(9/19)から王将戦挑戦者決定リーグが開幕します。 前期は藤井王将(=竜王・王位・叡王・棋聖)が5連勝で最終戦待たずに挑戦者になり、指し込みありのストレートで王将位奪取しました。 このリーグはいろいろあって、前期は豊島九…

藤井竜王がもしプロになっていなかったら

www.youtube.com 先日、この動画が上がっていたので深く考察したいと思います。 まず、一つ考えられるのは渡辺名人の無双はあり得たといえます。渡辺名人は八つのタイトルのうち六つタイトル獲ったことあります。さらに言うとほかの2つも挑戦者決定戦まで行…

藤井竜王がいつタイトル失冠するのか?

現在9期獲得の藤井竜王。ペースが早過ぎで、タイトル戦で全て勝利している状況です。 このこと自体はそうですが、歴代の棋士の10期到達で羽生九段は12回目。大山十五世名人、中原十六世名人、渡辺名人は14回目。谷川十七世名人は17回目。米長永世棋聖は27回…

【世代交代?】若手棋士の活躍について考える

出口六段で64人目のタイトル戦登場となります。 実は、現在で370人前後がプロ棋士になっている。まあ、現在は棋士番号というのがあるが、1977年に制定されたため、それ以前に退会、死去した棋士には番号が付与されていない。 この前、引退された桐山九段は93…

【叡王戦第1局】やっぱり横綱相撲でした。

展開とかは棋譜並べのYouTubeを見てください。 個人的な感想は、藤井叡王の貫禄勝ちだけど、結構早い段階で藤井叡王の研究範囲から外れた感じがしました。それもそのはず、23手目で50分近くの差がありました。 50分差自体は珍しいとは思いませんが、4時間の…

【明日から名人戦第2局】A級順位戦の対戦順が決まりました。【対局場は金沢】

第81期の順位戦の日程が決まりました。 基本的にB1~C2は日付決まっていて、前後にタイトル戦があると別日になることがあります。去年藤井竜王は5回別日になりました。 そしてA級は1~7回戦は日付は決まっていません。つまり一斉対局ではないのです。ただ、A…

藤井竜王の今期の勝率は?

今年、覚醒元年だと思います。 個人的な感覚だと、フリー〇で例えるならまだ第2形態じゃないかと思うんです。今年20歳になり、普通なら今から急上昇するはず。さらに藤井竜王は早熟ではない気もします。つまり、今から第3形態になって、25前後にはゴールデン…

【叡王戦】挑戦者が決定しました。

正直、服部四段が挑戦者になったら富山行こうと思ってましたw 出口六段の印象 藤井叡王と出口六段の直近10局の成績 藤井叡王の直近10局 出口六段の直近10局 展望は? てなわけで、4月2日叡王戦の挑戦者決定戦が行われました。 今対局は本当に激しかった。評…

続・叡王戦の永世について考えてみる

前回はこちら terumokosho.hatenablog.com 前回永世称号について書きましたが、ちょっと考えが変わったので書きます。 前回は連続5期か通算10期と書きましたが、叡王戦が全棋戦の中で最も難しい棋戦のような気がするのです。 前叡王の豊島九段と斎藤八段が本…

今年度のタイトル戦が全て終了しました

名人 渡辺明(2年連続)竜王 藤井聡太(初)王位 藤井聡太(2年連続)王座 永瀬拓矢(3年連続)棋王 渡辺明(10年連続)叡王 藤井聡太(初)王将 藤井聡太(初)棋聖 藤井聡太(2年連続) (敬称略) ということで今期のタイトル戦がすべて終了しました。 藤…

【叡王戦】大混戦になってきました。【タイトル初挑戦あり得るかも】

現在、叡王戦は挑戦者決定トーナメント開催中で2回戦が3局終わり、残すは丸山九段、佐藤天九段の対局のみになりました。 挑戦者有力候補が次々消えていき、現在の準決勝進出者(=来期シード者)は 出口五段、船江六段、服部四段の3名。あと、丸山九段、佐藤…

【叡王戦】叡王戦のタイトル戦の時期が変わるの?【藤井叡王】

大変なことを聞いてしまった。 これじゃ渡辺名人の八段昇段から13日以内の九段昇段が無理じゃないか~(どうでもいい) 叡王戦の日程が夏から春へ というのも、2021年7月から予選が始まり2022年6月までとなっており、今後はこの通りで行われるのではないかと…

【王将戦】指し込み記録か…【藤井五冠誕生】

これは本当にやっちまったなですよね。 というのも、 対局規定はタイトル戦毎に送られてきます。どの棋戦の対局規定も書いてあることはほぼ同じですが、王将戦では指し込みの記述が残っているのが目を引きます。説明するには字数が足りないので、興味がある…

【順位戦】いよいよ大詰め【B級1組】

というわけで、昨日藤井竜王が勝ち、稲葉八段が勝ったため昇級は次回の最終戦に持ち越しになりました。 現状を整理しますと 1位 藤井竜王 9勝2敗(11)2位 稲葉八段 8勝3敗(1)3位 千田七段 8勝3敗(7) ()は前期の順位 つまり、この3名に絞られました。 …

【名人はいつ?】藤井聡太竜王の件にて【只今五冠に挑戦中】

ちょっとこの前から思ったのが藤井聡太竜王のアンチコメント。許せないとか不正だとか。 この件について書こうと思うけど、その前に本来なら無視で十分。 今回は何で強いについて書きます。多分このブログではまだ1回も取り上げていないかな。 強いという理…

【王将戦】を見るたびに「将棋の渡辺くん」でどう描くのか気になりますが・・・

ということで、昨日の将棋は凄かったというのは分かる。本当に一瞬の隙だけど、△7三角で流れが藤井竜王に傾いたのかな。 それくらい、難しい将棋だったのです。 ということで、藤井竜王の3連勝で指し込みリーチになりました。このルールがあるのは王将戦で…

【王将戦】シャンプーハットてつじの発言は分かるが・・・

というのも、 挑戦者が誰だろうと信頼は不変だった。てつじによる本紙恒例(大阪本社発行版の紙面に掲載)の王将戦展望。「藤井さんには申し訳ないが、王将位を獲ることはできない。渡辺さんが同じ失敗を繰り返すことはありません」。渡辺が第68期で復位し、…

【王将戦】藤井竜王が先勝

いや、かなり大変な将棋だったな。 というのが、一番の印象でしたね。 熱戦ってこういうことだけど、90手付近まで行ってもほぼ五分で終盤戦に入りかけていたが、いつ決着つくのか見えてこない感じが続いたな。評価値も藤井竜王に振れそうだったり渡辺王将に…

王将戦が1/9から開幕

というわけで予想してみる 普通に考えれば藤井竜王が奪取となる。データ上では86%ですので。ただ、いろんな角度から予想してみます。 冬将軍と言えるのは? 渡辺名人に対しよく言われる言葉です。その理由が、竜王11期、王将5期、棋王9期と29期のうち25期は…

王将戦のルールが変わりました。

来週から渡辺明王将(=名人、棋王)と藤井聡太竜王(=王位、叡王、棋聖)の第71期王将戦七番勝負が開幕します。 この対局は三冠対四冠と最高峰のタイトル戦と言われており、期待されている方たくさんいると思います。 持ち時間は8時間の2日制です。 そして…

2022年のタイトル戦を予想してみる

2022年が始まり、来週から王将戦が開幕します。そこで今年のタイトル戦を棋戦ごとで考えていきます。 王将戦 棋王戦 名人戦 棋聖戦 王位戦 叡王戦 王座戦 竜王戦 王将戦 今期は渡辺王将(=名人、棋王)と藤井竜王とのタイトル戦です。レーティングからだと8…

新人王戦記念対局がありました

新人王戦は1970年に創設されて今年(2021年)で第52回になります。で、今年の新人王は伊藤匠四段でした。 この棋戦で優勝した棋士はその後大活躍されると言われております。過去に森内九段、羽生九段、渡辺名人、永瀬王座、藤井竜王が優勝し、タイトル戦でも…