永遠亭comacの出張版(ほぼ将棋について)

将棋についてつぶやく(腕前は超ド素人)

タイトル戦

藤井八冠誕生ということでいろいろと

Q:八冠独占ってどれくらい難しいのか。 A:簡単に説明すると陸上競技のトラック種目を全種目金メダルとるような感じ。 ざっくり過ぎましたが、八冠独占って相当難しいわけで、1つ2つタイトルとるなら出来ても全部取るというのは至難の業。つまり、タイト…

これ、年内に勢力図が変わる可能性もある。

現状のレーティングについて 1位 2081 藤井聡太七冠2位 1914 豊島将之九段3位 1895 永瀬拓矢王座4位 1865 菅井竜也八段5位 1845 佐々木大地七段6位 1843 伊藤匠七段7位 1837 羽生善治九段8位 1835 渡辺明九段 このような状態になっています。 というと分かり…

王座戦第3局について思ったこと

議題「王座戦第3局、後手永瀬王座の66手目△4一飛について」 という議題ではないですが、ここ中心に書こうと思います。 というのも、その前の局面(65手目▲2一飛)までで形勢はどうだったか。 囲碁将棋 永瀬王座92~93% 藤井竜王・名人7~8%ABEMA 永瀬王…

藤井竜王 六冠達成・・・どころの騒ぎではなかった

いや、正直無理だと思った。 六冠は予想自体はできたが、一般棋戦全優勝は運で何とかなったではないかと思う 実は順調だったというのはJT杯だけ。全部相手に触れることなく快勝した感じでした。ただ、朝日杯は準決勝はあと数手で投了してもおかしくない場面…

【世代交代?】若手棋士の活躍について考える

出口六段で64人目のタイトル戦登場となります。 実は、現在で370人前後がプロ棋士になっている。まあ、現在は棋士番号というのがあるが、1977年に制定されたため、それ以前に退会、死去した棋士には番号が付与されていない。 この前、引退された桐山九段は93…

【叡王戦第1局】やっぱり横綱相撲でした。

展開とかは棋譜並べのYouTubeを見てください。 個人的な感想は、藤井叡王の貫禄勝ちだけど、結構早い段階で藤井叡王の研究範囲から外れた感じがしました。それもそのはず、23手目で50分近くの差がありました。 50分差自体は珍しいとは思いませんが、4時間の…

【叡王戦】挑戦者が決定しました。

正直、服部四段が挑戦者になったら富山行こうと思ってましたw 出口六段の印象 藤井叡王と出口六段の直近10局の成績 藤井叡王の直近10局 出口六段の直近10局 展望は? てなわけで、4月2日叡王戦の挑戦者決定戦が行われました。 今対局は本当に激しかった。評…

今年度のタイトル戦が全て終了しました

名人 渡辺明(2年連続)竜王 藤井聡太(初)王位 藤井聡太(2年連続)王座 永瀬拓矢(3年連続)棋王 渡辺明(10年連続)叡王 藤井聡太(初)王将 藤井聡太(初)棋聖 藤井聡太(2年連続) (敬称略) ということで今期のタイトル戦がすべて終了しました。 藤…

【叡王戦】叡王戦のタイトル戦の時期が変わるの?【藤井叡王】

大変なことを聞いてしまった。 これじゃ渡辺名人の八段昇段から13日以内の九段昇段が無理じゃないか~(どうでもいい) 叡王戦の日程が夏から春へ というのも、2021年7月から予選が始まり2022年6月までとなっており、今後はこの通りで行われるのではないかと…

【王将戦】指し込み記録か…【藤井五冠誕生】

これは本当にやっちまったなですよね。 というのも、 対局規定はタイトル戦毎に送られてきます。どの棋戦の対局規定も書いてあることはほぼ同じですが、王将戦では指し込みの記述が残っているのが目を引きます。説明するには字数が足りないので、興味がある…

【王将戦】を見るたびに「将棋の渡辺くん」でどう描くのか気になりますが・・・

ということで、昨日の将棋は凄かったというのは分かる。本当に一瞬の隙だけど、△7三角で流れが藤井竜王に傾いたのかな。 それくらい、難しい将棋だったのです。 ということで、藤井竜王の3連勝で指し込みリーチになりました。このルールがあるのは王将戦で…

【王将戦】藤井竜王が先勝

いや、かなり大変な将棋だったな。 というのが、一番の印象でしたね。 熱戦ってこういうことだけど、90手付近まで行ってもほぼ五分で終盤戦に入りかけていたが、いつ決着つくのか見えてこない感じが続いたな。評価値も藤井竜王に振れそうだったり渡辺王将に…

2022年のタイトル戦を予想してみる

2022年が始まり、来週から王将戦が開幕します。そこで今年のタイトル戦を棋戦ごとで考えていきます。 王将戦 棋王戦 名人戦 棋聖戦 王位戦 叡王戦 王座戦 竜王戦 王将戦 今期は渡辺王将(=名人、棋王)と藤井竜王とのタイトル戦です。レーティングからだと8…

わかっているし仕方がないが、まあねぇ~。(竜王戦第3局の感想)

見た感想は本当にそれ。 強いのは分かる。 ただ、豊島竜王に打開策が本当になかったのかというとそうでもない。 けど、終わってみると圧勝以外の言葉しか見当たらない。 藤井三冠が強いのは分かるけど、豊島竜王が簡単に土俵を割るというのは考えられない。…

藤井聡太1強時代が本当に来るのか?

以前似た記事を書きました terumokosho.hatenablog.com 今回は本当に藤井聡太1強時代が来るのかを考えたいと思います。 タイトル戦 まず、タイトル戦は5回登場し5回とも勝っています。 この時点で大偉業です。普通は最初のタイトル戦で負けることもあるし、…

藤井三冠誕生か

今日の対局は▲9七桂が完全にターニングポイントでしたね。 というのも、▲9七桂は疑問手で逆転の可能性もあるということ。 その時、藤井二冠が優勢~勝勢だったのが互角~有利まで評価値を下げたのです。 これが△5六歩と打たれると長期戦になり逆転もあったの…

王座戦が始まりましたね~

第1局 第2局 第3局 第4局 第5局 永瀬王座 ● 木村九段 ○ 王座戦が始まりました 王座戦は1983年からタイトル戦に昇格して、過去に羽生九段の無双状態の時もありました。 羽生九段は24期獲得で、1992年~2010年まで19連覇という偉業を成し遂げています。さらに…

あの負け方はかなり不気味な

8/22に叡王戦第4局ありましたが、あんなにあっさりした対局ってあったかなと。 というのも、野球で例えるならこうかと。 藤井二冠⇒疲労回復のためピッチャーは2軍の選手、バッターは主砲を休ませた 豊島叡王⇒バッターは全員主砲クラス、ピッチャーは球速180…

叡王戦も王位戦も大詰めを迎えました

これまでの成績は 王位戦 藤井王位 3勝 豊島竜王 1勝 第1局 第2局 第3局 第4局 第5局 第6局 第7局 藤井王位 ● ○ ○ ○ 8/248/25 9/69/7 9/289/29 豊島竜王 ○ ● ● ● 叡王戦 豊島叡王 1勝 藤井二冠 2勝 第1局 第2局 第3局 第4局 第5局 豊島叡王 ● ○ ● 8/22 9/13 …

やっぱり、こうなるか。

竜王戦の決勝トーナメントありまして13-0で藤井二冠の勝利でした。 一部、間違いありますが本当にそういう感じでした。 実は今回の竜王戦はほとんど見ていません。 というのも、持ち時間を1時間余らせて以外は予想通りの展開になると思ってました。 明確な…

叡王戦の永世について考えてみる

2017年に羽生九段が竜王獲得し通算7期となり永世竜王を獲得。そして、永世七冠になりました。 今日はその永世称号について語りたいと思います 現在の永世一覧 永世称号は誰が決めるの? 永世叡王は? 現在の永世一覧 永世称号 永世称号 制定年 条件 該当者 …

叡王戦5番勝負 開幕しました。

今日は7月25日の叡王戦開幕についていろいろと語ろうと思います 叡王戦と対戦成績について 1.チェスクロックとストップウォッチの違い 2.いつ終局? 3.豊島叡王(=竜王)と藤井二冠の対戦成績 対局結果と考察 1.対局内容と結果 2.考察 3.まとめ 叡王…

以前書いたことについていろいろと

eienteicomac.hatenadiary.jp この記事ではたんたんチャンネルさんの動画について語りました。 そこでは将棋界の構図が変わる可能性が出てきたことについて書きました。 簡潔に言うと、藤井聡太1強時代がかなり近いところにあるということです。 ただ、藤井…