今日の対局は▲9七桂が完全にターニングポイントでしたね。
というのも、▲9七桂は疑問手で逆転の可能性もあるということ。
その時、藤井二冠が優勢~勝勢だったのが互角~有利まで評価値を下げたのです。
これが△5六歩と打たれると長期戦になり逆転もあったのですが、△3六歩と打ったため一気に猛攻し、勝ちになったのです。
そして藤井三冠誕生か~。
確かにこの叡王戦と竜王戦次第で藤井時代ができてもおかしくないけど。それよりもタイトル戦5戦5勝はヤバイ。去年の棋聖・王位立て続けに獲っただけでも藤井猛九段以来の初タイトル戦からの連勝だったのに、今年は両方防衛して叡王も奪取。
さらに、竜王戦も控え王将、棋王もそのまま奪取できるのかですかね。
来年の展望
実は叡王戦はチェスクロックの3時間なので逆転がかなり起きやすい感じだったりします。なので、2017年に豊島竜王、渡辺名人破って高見七段が叡王獲ったのもそうだったりします。なので、正直だれが挑戦者になるかわからないし、豊島竜王が再戦もできるかはわからない。