はじめに
うちが見る将になった理由は特にないんですが、藤井王位棋聖がデビューする前…渡辺名人がデビューする前…羽生全冠制覇する前から見ていたのです。
何で見ていたかは定かではないんですが、友達が将棋するときにカンニングしていたんだよね。それが新聞の記事を切り抜いたものでそれでなんとなく興味持った感じだったのです。
その後、ニコニコで将棋見るようになっていろんな棋戦見ていて、ここ数年前からABEMAでも放送するようになって手軽に見れる時代になってきたのです。
過去にこんな記事書きました
最近のたんたんさんのチャンネルのコメント欄で藤井王位棋聖を贔屓するコメントがかなり加熱しすぎていると思うんです。そりゃ、そこの主が藤井聡太ファンだからそういう目線になっちゃうかもしれません。そこはいいんです。
ただ、相手を立てるコメントがほとんどない場合もある。それは違うんじゃない。
その中でも「今の20代前半の棋士も(タイトル獲るの)無理」とか「2年後には8冠達成しているから意味ない」とか。藤井聡太だけが好きで他の棋士はどうでもいい感覚で見ていると思う。それは他の棋士に対して失礼だし藤井王位棋聖に対しても失礼。そういう人は将棋を見る資格がない。
この間の斎藤明日斗四段との対局で斎藤四段に目を向けたコメントをもう少し多くてもいい気がする。だって、歳は4つ上だが1年後にプロになった棋士ですし。藤井王位棋聖はもっと強くなってほしいと思っているはずですし、たとえ格下でも相手をリスペクトしているわけですし。
プロ棋士は基本的に相手を敬意もっているし、リスペクトしている。2012年の王位戦で藤井猛九段が角交換四間飛車を選んで、羽生九段が手こずっていていい戦法だと思って採用したこともありましたし、格下でもいいと思ったら必ずリスペクトしている。
それが豊島竜王との12番勝負にも影響出ていて、藤井王位棋聖も豊島竜王もお互い称え合っている。だからお互いがあの手の手と研究が出来、名局ができるのです。
僕は藤井王位棋聖が八冠取ることに否定的ではありません。しかし、藤井王位棋聖だけが強くなることは望んでいません。うちは、良い対局を見たいだけです。だから、藤井王位棋聖に目を向けるだけでなくいろんな角度から見てコメントを書きたいと思います