永遠亭comacの出張版(ほぼ将棋について)

将棋についてつぶやく(腕前は超ド素人)

藤井八冠の生涯獲得タイトル数が150期は無謀過ぎる


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今日はこれについて書きます。

それで先にうちなりの見解を言うと150期は無謀過ぎ。せいぜい行っても120期行けば凄いのかなと思う。

 

なぜ、この計算を否定するのかと言うと

1.藤井八冠は人間です
2.藤井八冠を超える棋士が出ない理由が無い
3.単に藤井八冠のいいとこ取りしているだけの計算
4.数学の結果と現実と一緒にしている

だからです。
ただ確かに藤井八冠は調子悪いと言いながらも未だに3連敗無いし8割もキープしているから最低150期も期待できると思います。

 

しかし、これは現実的な事でしょうか?

藤井八冠とは言え、いくら何でも残り131期も獲得は厳しいのではないか?

 

恐らく、単純計算でタイトル戦出場が60歳が最後だとした場合40歳までに120~130期超えないと厳しい。つまり残り19年で101~111期という事は毎年六冠保持しないといけないという事です。

今の能力的にはしばらく八冠維持は続きます。しかし、伊藤七段があっという間に森下九段のタイトル戦出場記録を超えた場合一気に半分まで減ることも考えられ、藤本四段やこれから出てくる棋士が活躍すると第一線で活躍できても五冠維持すら厳しいと思います。

なお自分はこういう感じかなと考えています

2024~2025年 八冠維持→2026年七冠に後退
2027~2032年 五冠以上を維持(30歳の時点で70期)
2033~2042年 四~五冠維持(40歳までで115期)
2043~2052年 一~三冠以上維持(50歳までで130期)
2053~2072年 タイトル2~3期獲得できればいい方

生涯タイトル数 130~135期

これでも正直贔屓目で見たところでも130期くらいが限界だと思います。

 

ちなみにその動画では無茶苦茶贔屓に見ていて320期という数字が出ています。それは本当にロボット以外ありえない話です。

320期という事はここから25年八冠維持しないと無理です。大山十五世名人でも全冠制覇の最後は44歳でした。ただ、大山先生の場合は晩成型で40~47歳の時がピークで66歳でタイトル戦出場という記録が残っています。

つまり、25年も八冠維持は非現実的で、対抗馬も当然出てくるし、無理だと思います。さらに25年も八冠維持されたら流石に将棋ファンが9割くらいの人が離れますよ。

 

なので結論としまして、数学的に120期~320期となっているけど、現実的に考えると120期から多くても150期届くかどうかが正しいと思います。

なお、八冠という事は年の半分は対局と移動。それ以外に公務として免状や将棋大会の立会だったり結局まとまった研究時間が取れないのではないかと思います。つまり、維持するというのはとても困難な事だという事です。