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叡王戦の永世について考えてみる

2017年に羽生九段が竜王獲得し通算7期となり永世竜王を獲得。そして、永世七冠になりました。

今日はその永世称号について語りたいと思います

 

現在の永世一覧

永世称号
永世称号 制定年 条件 該当者 規定達成年 襲位(就位)年 備考
永世竜王 1996年 連続5期または
通算7期
渡辺明 2008年 (現役棋士)  
羽生善治 2017年 (現役棋士) 史上初の永世七冠を達成。
永世名人 1949年 通算5期 木村義雄 (1945年) 1952年 1949年に規定が制定されて資格獲得。十四世名人
大山康晴 1956年 1976年 十五世名人
中原誠 1976年 2007年 十六世名人
谷川浩司 1997年 (現役棋士) 十七世名人資格者
森内俊之 2007年 (現役棋士) 十八世名人資格者
羽生善治 2008年 (現役棋士) 十九世名人資格者
永世王位 1997年 連続5期または
通算10期
大山康晴 (1964年) 1997年 1997年に規定が制定されて資格獲得。
中原誠 (1977年) 2008年 1997年に規定が制定されて資格獲得。
羽生善治 1997年 (現役棋士)  
名誉王座 1996年 連続5期または
通算10期
中原誠 (1973年) 2007年 1996年に規定が制定されて資格獲得。
羽生善治 1996年 (現役棋士)  
永世棋王 1995年 連続5期 羽生善治 1995年 (現役棋士)  
渡辺明 2017年 (現役棋士)  
永世叡王(仮) 未定        
永世王将 1973年 通算10期 大山康晴 (1965年) 1973年 1973年に規定が制定されて資格獲得。
羽生善治 2006年 (現役棋士)  
永世棋聖 1965年 通算5期 大山康晴 1965年 1992年  
中原誠 1971年 2008年  
米長邦雄 1985年 1998年  
羽生善治 1995年 (現役棋士)  
佐藤康光 2006年 (現役棋士)  
名誉NHK杯
選手権者
2012年 通算10回優勝 羽生善治 2012年  

ほかにも永世十段などありますが、今回は現在のタイトル戦のみをWikiからほぼコピペしました。

叡王戦永世称号は今のところないどころか、現在第6期のタイトル戦の真っ只中なのでこれから協議していくと思います。

永世称号は誰が決めるの?

明確に書かれている記事は見つかりませんでしたが、普通に連盟と主催者が決めているものだと思われます。

永世叡王は?

多分早くて2025年ごろに制定されると思いますが、僕の予想だと連続5期または通算10期になるのかなと思います。

というのも、通算5期だと名人の5期は順位戦からなるものだから別として、棋聖の5期は意外と取りやすいのではないかと思うのです。つまり、藤井二冠がいなかったら渡辺名人も豊島竜王もとれていた可能性が高いと考えています。

そして、序列6位ということはそこまで厳しくないと思います。だから連続5期または通算10期になるのではと