永遠亭comacの出張版(ほぼ将棋について)

将棋についてつぶやく(腕前は超ド素人)

令和の黄金カード 豊島ー藤井(聡)戦

20局対戦あって 藤井11勝 豊島9勝 とついに藤井三冠が逆転しました。

そして、11月5日に王将戦挑戦者決定リーグ戦があって、12日~竜王戦第4局。21日に将棋日本シリーズ決勝と3回あたります。

 

しかし、なぜ逆転できたのか?

実は去年までは豊島竜王の6勝0敗でした。
ただ、豊島完勝譜は第43期棋王戦だけであとは藤井三冠に勝ち目があるときも結構あったのです。

さらにここからは個人的な見解ですが、
実は豊島竜王が相当危機感を感じていたのではないかと思います。
というのも、このお二人の出会いは7年前。藤井三冠は小学6年生。豊島竜王はすでにタイトル戦経験者。この時の豊島竜王の印象が「この年齢にしてこれだけ打てるのはすごい」とのこと。つまり、ここからまだまだ伸びしろがあると考えると恐ろしい棋士になるという解釈ができると思います。

つまり、着実に成長していると感じていたのと同時にすぐにでも追いつかれると思ったのではないかと。

そして、朝日杯で7局目にして藤井三冠が初勝利。
それ以降は藤井三冠が完勝もところどころあって、竜王戦第2局は70手という短手数で勝利したり勢いが増していると。

豊島竜王はもう止められないの?

うーん。これは非常に難しいところ
あの、森内九段が初タイトル獲ったのが31でそこから12期獲得しましたし。そう考えると豊島竜王もまだチャンスはないわけではないので頑張れるはずです。
しかし、藤井三冠がまだ成長途中だから差が開くとも考えられます。

だから、止められないというわけでもないけど今の状態だと2桁くらい藤井三冠の連勝になるのではと