永遠亭comacの出張版(ほぼ将棋について)

将棋についてつぶやく(腕前は超ド素人)

王将戦挑戦者決定リーグ戦開幕

 

前期 名前 第1回戦 第2回戦 第3回戦 第4回戦 第5回戦 第6回戦 第7回戦
1 永瀬拓矢
王座
0 0        
羽生 豊島 近藤 広瀬 糸谷 藤井
2 豊島将之
竜王
0 1        
広瀬 永瀬 藤井 糸谷 羽生 近藤
3 羽生善治
九段
0 0        
永瀬 広瀬 近藤 藤井 豊島 糸谷
4 広瀬章人
八段
1 0      
豊島 糸谷 羽生 永瀬 近藤 藤井
5 藤井聡太
三冠
0 0        
糸谷 近藤 豊島 羽生 広瀬 永瀬
5 糸谷哲郎
八段
0 0        
藤井 広瀬 豊島 永瀬 近藤 羽生
5 近藤誠也
七段
0 0        
藤井 永瀬 羽生 広瀬 糸谷 豊島

9月23日王将戦挑戦者決定リーグ戦開幕しました。

開幕戦の豊島竜王-広瀬八段戦は76手で広瀬八段の勝利でした

対戦成績から予想してみる(表は開幕戦前)

  永瀬 豊島 羽生 広瀬 藤井 糸谷 近藤 渡辺   勝率
永瀬 8-7 10-4 5-3 1-6 4-2 4-2 5-16   37 40 .4805
豊島 7-8 24-18 14-10 9-8 17-6 0-1 14-21   85 72 .5414
羽生 4-10 18-24 20-15 1-4 11-9 4-1 41-38   99 101 .4950
広瀬 3-5 10-14 15-20 1-4 12-5 14-20   55 68 .4472
藤井 6-1 8-9 4-1 4-1 4-0 4-1 8-1   38 14 .7308
糸谷 2-4 6-17 9-11 5-12 0‐4 1-0 6-18   29 66 .3053
近藤 2-4 1-0 1-4 1-4 0-1 0-2   5 15 .2500
                         
渡辺 16‐5 21-14 38-41 20-14 1-8 18-6 2-0   116 88 .5686

というわけで渡辺王将含む対戦成績表出しましたが、藤井三冠が勝率がいいのわかるが、殆どが渡辺王将と相性があまり良くないという結果が出ました。

なお、渡辺王将を除くと

  永瀬 豊島 羽生 広瀬 藤井 糸谷 近藤   勝率
永瀬 8-7 10-4 5-3 1-6 4-2 4-2   32 24 .5714
豊島 7-8 24-18 14-10 9-8 17-6 0-1   71 51 .5820
羽生 4-10 18-24 20-15 1-4 11-9 4-1   58 63 .4793
広瀬 3-5 10-14 15-20 1-4 12-5   41 48 .4607
藤井 6-1 8-9 4-1 4-1 4-0 4-1   30 13 .6977
糸谷 2-4 6-17 9-11 5-12 0‐4 1-0   23 48 .3239
近藤 2-4 1-0 1-4 1-4 0-1   5 13 .2778

こんな感じになって藤井三冠でも7割切っているので上5人はほぼ拮抗といってもいいかもしれません。

今年度の成績とレーティングから考えてみる

藤井三冠 2059 27勝6敗
豊島竜王 1925 11勝11敗
永瀬王座 1906 14勝9敗
広瀬八段 1825 9勝7敗
糸谷八段 1825 11勝4敗
羽生九段 1772 4勝10敗
近藤七段 1769 16勝7敗

調子いいとなると藤井三冠と糸谷八段。6割超えだと近藤七段と永瀬王座。
逆に調子悪いのが羽生九段。

羽生九段はもうじき51になるので過去みたいな活躍は望めないと思うんです。もう1期タイトル取ってほしいですが相当厳しいと。

総合的に

やっぱり藤井三冠が挑戦者になる可能性は断然高いと言えると思います。その理由の一つはレーティングの高さと年度勝率が8割超えというところ。
あと、レーティングと別の理由でも強いと思います。現在、広瀬八段に3連勝中、永瀬王座にも3連勝中、豊島竜王は今年8勝3敗という状況。つまり、弱点をまた一つ克服した感じで流れ的にも藤井三冠が強いと言えます。

残留争いは

実は藤井三冠は順当に行けば残留は大丈夫かと思いますが、残り6名が結構厳しい争いを繰り広げると思います。というのも、豊島竜王が負けたというのは結構大きく3勝3敗で終わる可能性も強い。そうなると藤井三冠と入れ替え割り豊島竜王が陥落も考えられる。あと、永瀬王座も残留確率が8割だが内容の悪い将棋指すことも多いので安泰ではない。なので、現時点では難しいと思います。
数字上では藤井三冠、永瀬王座、広瀬八段、豊島竜王が残る可能性が高いとなっております