永遠亭comacの出張版(ほぼ将棋について)

将棋についてつぶやく(腕前は超ド素人)

パズルと将棋

今日の話はそういうこと。

というのも、将棋とパズルと共通するところあって「読む」ということ。

将棋の読みというと何手先の形勢判断。この手順だといいけど、これだと負ける。ということ

パズルも読みというのがって、直感で解くこともあるし手が覚えていることもある。しかし、中盤から終盤は直感で解けないし、定理でも解くのが難しいという部分があるのです。その時に将棋と同じでいくつかのパターンを出してどれが正しいかということを探すのです。それが将棋の読みという部分と同じ

ただ、パズルにあって将棋にないものがあってそれが「答え」

将棋は答えがないというとおかしいけど、どういう状態で投了になるかはわかりません。例えば藤井猛九段が開発したての藤井システム使ったら47手で勝ったこともありますし、叡王戦で2局連続持将棋になることもありますし。だからどれが正解かはあるけど最終的な図的な意味での答えがありません。というか、毎回同じ投了図になることは無いと言ってもいいかと。

しかし、パズルの場合は答えがあります。答えを導くためにどこから解いていこうとか考えるのです。さらに最終形態は誰が解いても同じ答えになるのです。

 

もう一つ。パズルできて将棋できるのか?

それは違うと思います。逆はあるかもしれませんが、パズルができても将棋の定跡を知らなかったら打てないし、パズルよりも読む量が多いと思うのです。

実はうちはパズルはできるというか、作ることできる人でもあるのですが、将棋は殆ど出来ないのです。出来ない理由は特にないけど勉強しようとして投げました。それくらい複雑だと感じたのです。

 

で、藤井三冠の場合を見ると将棋はトッププロですが、パズルをやらせても相当強いとは思うんです。その理由が、将棋を見ていて思うのがその場で考える能力が相当高いのではと。さらに、定理を覚えるとスリザーリンクのスーパージャイアントが手元にあってエキスパートが61分ですが、ある程度練習すれば40分以内で解けるんじゃないかなと。

でも、「プロ棋士はパズルが強い?」という風なことも考えられます。その理由と言われても答えれませんが、ルールを覚えちゃうとやり方はほぼ同じだからパズルも出来ちゃうのかなと。ここで、将棋とパズルとやり方違うという人いるけど、仕組みは一緒だと思うんです。結局最終的にルールに従ってどう解くかにつながると思います。

 

あと、将棋できてもパズルできないも納得できると思います。

これも個人の見解だけど、将棋は答えがないですが間違いがある。間違いということは負けに一歩近づく。つまり、勝つために難解にさせることもできる。ということは、ABCとあった場合Aだと安全に勝てる、Bは大丈夫だと思うけど相手が正確に指せば負ける、Cはギャンブルという岐路があった場合、相手を間違えやすくする方を選ぶか、安全に勝つ方を選ぶかでまた違うのです。つまり相手の心理を突くということも必要だったりするんです。さらによく「▲6二金で勝ちが見えました」と最終盤でようやく勝ちが見える事があるのです。そのことから、詰将棋を解く力がそこまで高くなくても出来るともいえるのです。そこからパズルが出来ないというよりそこまでできないこともあると考えられます。

 

まとめると、結局パズルと将棋は関係ありませんが両方できるとなると相当強いと。藤井三冠もメイクテンをやっていたのと詰将棋選手権も5連覇中ということはパズル解く能力も相当高いと考えれる。つまり、トッププロでもおかしくないとは言える。
ただ、将棋の場合って実戦で強くなるということが大きいのでパズルができなくても問題ないのかもしれないと。