永遠亭comacの出張版(ほぼ将棋について)

将棋についてつぶやく(腕前は超ド素人)

もう強いではないよね。(王将戦の感想)

この前、動画で見たのですけど今回の対局場の藤井三冠の席って相当見晴らしが良かったはずw。

 

前期 名前 第1回戦 第2回戦 第3回戦 第4回戦 第5回戦 第6回戦 第7回戦
1 永瀬拓矢
王座
0 0        
羽生 豊島 近藤 広瀬 糸谷 藤井
2 豊島将之
竜王
0 1        
広瀬 永瀬 藤井 糸谷 羽生 近藤
3 羽生善治
九段
0 0        
永瀬 広瀬 近藤 藤井 豊島 糸谷
4 広瀬章人
八段
1 0      
豊島 糸谷 羽生 永瀬 近藤 藤井
5 藤井聡太
三冠
1 0      
糸谷 近藤 豊島 羽生 広瀬 永瀬
5 糸谷哲郎
八段
0        
藤井 広瀬 豊島 永瀬 近藤 羽生
5 近藤誠也
七段
0 0        
藤井 永瀬 羽生 広瀬 糸谷 豊島

本日、藤井三冠と糸谷八段の対局があって82手で藤井二冠の勝利でした。

 

ただ、見て思ったのが強いではなく恐ろしい雰囲気があった。
というのも、昼食前の時点で32手と普通のペースかと思われましたが、消費時間が1時間半に対し藤井三冠が16分。昼食休憩前で1時間14分差は中盤以降の難所があることを考慮すると糸谷八段にすると結構きつい時間差です。

というか、今の藤井三冠は時間を残すことが非常に多く、逆に残り少なくなったときに相手に時間を使わすことも多々あります。

例えば渡辺名人との対局でも43分差あったのが3分残しで将棋したり、叡王戦でも25分残しで勝利ということもあった。王位戦も1時間52分残していました。

となると、これが逆でも残して勝ってしまう藤井三冠だったら、きつい時間差どころか完敗以上の屈辱的な敗着になるのでは。

その後、今後は藤井三冠がちょこちょこ時間使いながら差を広げていって午後5時半に終局。消費時間は糸谷八段が2時間58分、藤井三冠は3時間14分。

 

手とかは言わないけど、見ている限り相手が準備不足ではなく藤井三冠が強すぎるという印象植え付ける展開だったのかなと。野球で言うとフォークボールのキレを磨いてみみっちり研究してきた糸谷八段が藤井三冠に4打数4安打3本塁打とコテンパンに打たれるという感じ。対局後の感想でも「予想はずれた将棋で攻めが細くなった」と。

うちは何が凄いとかはあまりわからないけど、32手目まででだんだん予想できていない形になっていったのかと。評価値放送見てもガクッと評価値が動くところは無かったので完全に藤井三冠が粘らせない将棋を指したと。

 

これで、次回は藤井三冠は10/4の広瀬八段戦。糸谷八段は9/30の豊島竜王戦になります。