まず、10ヶ月前に評価値放送についてブログで書きました
この時は評価値放送は盤面さえ載せなければOKではと思ってました。
しかし、先日とある評価値放送で2つBANされたようです。
ひとつは盤面載せての放送だったので擁護は全くできません。完全にルール違反なので。
もう一つの放送は盤面載せていません。
今回はその評価値放送について考えます。
まずこの記事を書く発端はとあるチャンネルで緊急ライブ配信していました。
その時は別のことをしていたので見ることはできませんでした。
日を改めてみましたが「盤面なしの評価値放送もNG」になるのでは?と思いました。
最初に自分が見る将になったのが藤井三冠の活躍で見るようになったと書きましたが、再びという意味ではその時です。しかし、それ以前も見ていたかというと見ていた時もありました。それはNHK杯で時々くらいかと。
そして、去年の11月当時の考えは「ガイドライン守っての放送してほしい」という風な事でした。
しかし、今回とあるところの緊急放送見ての感想を言うと「候補手もダメなんだな」と。
最善手を指すと評価値って下がらないわけで実際にどう言う局面かが分かる場合も結構あるのです。
それで「評価値放送だけで完結しているのでは?」という考えが出来たのです。
どういうことかというと、局面が分かっちゃいそうな評価値放送は対局の様子を見てもほとんど意味がないと思うのです。つまり、盤面あっての放送とほぼ変わらないということ。
実際に自分もそれで完結しちゃったことありました。その理由が対局見ていても解説ありでもそこまで理解できないから。そこから評価値だけでいいかと思い対局を見ることはほとんどなくなったのです。
しかし、対局を見るようになったのが去年の棋聖戦の挑戦者決定戦から。そこで印象に残ったのが永瀬王座が1時間以上の長考があったのです。しかも全く予想していなかった手が飛んできたと。それって本放送の醍醐味であって、その心理も見れるのが面白いと。その後勉強しながら放送も見るようになって、いつの日か評価値放送から卒業近い状態までいたのです。(完全に見なくなったのでなく、形勢が分からない場合は評価値を見ていました)
それで評価値放送が何がダメかと考えた時、うちみたいに評価値だけで完結しちゃう可能性があるということ。つまり、完結しちゃうから携帯中継やABEMA、将棋チャンネルの放送を見る意味がないと思うのです。そうなると、視聴者が減る=損害が発生という構図ができるのです。
今後評価値放送が完全になくなるかというと難しい。
その理由で解説ありで放送している人もいます。解説ありだと自分の見解を説明しているからBANはしづらいのかなと思ったり。
それと、評価値放送をするなら今後は候補手なしの放送して完全に数値のみで放送も検討しなければいけません