永遠亭comacの出張版(ほぼ将棋について)

将棋についてつぶやく(腕前は超ド素人)

本当の2番手は誰?

今日は難しい分析。

というのも、2番手争いが本当に分からない。

レーティング上では

1903(1919) 永瀬王座
1884(1897) 豊島九段
1848(1865) 羽生九段
1836(1855) 広瀬八段
1835(1849) 渡辺名人

※参考 2082(2099) 藤井竜王 

となってますが、実質僅差とも言えるのです。

その理由が藤井竜王以降の若手棋士に対しての成績。

藤井竜王棋士番号307)以降の棋士との対戦成績
()内は棋士番号

永瀬王座(276) 8勝5敗
豊島九段(264) 10勝2敗
羽生九段(175) 10勝1敗
広瀬八段(255) 3勝3敗
渡辺名人(235) 11勝2敗

こう見ると広瀬八段は機会少ないから何とも言えない部分ありますが、
永瀬王座が服部六段と伊藤匠六段に1度も勝ったことないというのがかなり大きいと思います。あと、永瀬王座は20~22年で116勝64敗(0.6444)で現状維持している状態だったりします。そうなると豊島九段?となりますが、一昨年が指し分け状態で去年も6割くらいだったことからまだ本調子ではないと思います

個人的には実質2番手は羽生九段だと思います。
その理由が、1年レーティングでこの5名の中で一番高いということ。
その上、多くの棋戦で本戦・決勝トーナメント、リーグに残ってそれなりの成績を収めているというところ。極めつけは竜王ランキング戦で永瀬王座下し決勝進出決めたこと。そう考えると羽生九段が2位と言えるのではないでしょうか?

あと、今年誰が複数タイトル戦挑戦するかですね。現状だと羽生九段が気持ち高いかなと思います。王位戦も挑戦者の可能性も残っているし、王将戦はリーグから。竜王戦も挑決トーナメント決定し、王座戦も本戦進出、棋王戦はスーパーシードと今年も好調維持したら2~3つ挑戦者になってもおかしくないと思います。