永遠亭comacの出張版(ほぼ将棋について)

将棋についてつぶやく(腕前は超ド素人)

時代背景を遡ると羽生九段はすごかった

今日のお話はまたYouTubeのやり取りで生まれた話です。

 

昨今の将棋界では藤井聡太が全冠制覇はいつになるのかと囁かれてたり、羽生九段が「(自身のタイトル数)超えるとすれば藤井さん」と仰っていたり、藤井時代がそろそろ到来と言われております。(藤井猛九段ではないよw)

 

しかし、時代背景を遡ると加藤一二三九段がちょうど大山・中原時代と被ってタイトル8期しか獲得できませんでした。(多分両者がいなかったら20期は軽く超えていた)

谷川九段も20歳で名人獲得など大活躍見せ、中原時代の終わりくらいには複数冠とっていて、これから中原十六世名人に近づくかなというときに羽生九段が出てきたんです。

まだこういう事例はあります。

渡辺名人は羽生時代と被って、羽生三冠、渡辺竜王(王将・棋王)という時もありました。そして、羽生時代と終わりに豊島竜王が出てきたのです。

豊島竜王は小学三年生の時に奨励会入会し、一時小学生プロになるのではという期待もあったくらい。さらに20歳でタイトル戦挑戦など羽生時代の次の世代の活躍する棋士として期待されていたんです。

ただ、そこに現れたのが藤井二冠。

その前の話をすると2018年に羽生九段が27年ぶりの無冠になったとき豊島・渡辺中心とした時代になるとも言われたこともあったんです。しかし、藤井二冠が2020年に2つタイトルとると、2021年には叡王のタイトルも挑戦。

そこから藤井時代がついに到来と言われております。

 

一番最初の話に戻って、藤井二冠が全冠制覇し藤井時代が来るかまではわからない。

というのも、この先10年も藤井二冠が4冠5冠など多くのタイトル保持できるかはわかりませんし、さらに強い棋士が出てきているかもしれません。
つまり、最終的に藤井二冠がタイトル100期できるかは誰も予測はできません。