今回は短手数で藤井三冠が開幕から連勝となりましたが、敗着の一手が1日目の午前中ではないかと。
33手目に9五歩と突いたところが敗着の1手になったのではと、ちなみに候補手では9五歩は第一候補でしたが0%で8六飛があったのです。実際に▲9五歩△7五歩▲9四歩△7六歩で先手の飛車が転換できなくなったのが痛く、その後は完全に一方的に藤井三冠が休むことなく攻め続けたのです。
藤井三冠の勝ち方はいい勝ち方だとおもうが、今回は完全にトラウマを植え付けるような勝ち方でもありました。
その理由が、一つの緩手を見逃さず、守りに回ることを一切しなかった。つまり、相手が攻撃態勢に入る前に仕掛けて何もさせずに片づけたということ。野球で言うと完全試合。ファミスタで言うと1回コールド。強いが恐ろしいに変わった瞬間でした。