本日、日本将棋連盟から第35期竜王戦のランキング戦の組み合わせが発表されました
本来はもう少し遅いのですが、藤井竜王が4連勝で竜王奪取したためこの日に発表になりました。
注目ポイントは橋本崇載八段が4月1日付けで引退したため2組が15名によるトーナメントになります。よって、1組と2組はこれまで通りですが、3～6組の昇級枠が5名になります（降級はこれまで通り4名）。そして、公式サイトでは3組が1位2位が本戦出場と書いてありますが、これはもう少し詳しい情報出てからでいいかと。
（※34期も2組は15名でしたがこの時は橋本八段が休場ということだったのでこれまで通りの4名降級扱いでした）
そして対戦表で一番の注目は1組ランキング戦でいきなり初戦で渡辺明名人VS豊島将之九段があたります。ここで負けるといきなり降級のピンチになります。
このカード見た時はこれも竜王戦の怖さの一つなのかと。
というのも前竜王が再び挑戦者になるのが結構難しく、佐藤康九段、羽生九段しかいません。さらに、連続で挑戦者も二人のほかに丸山九段だけになります。つまり1組に陥落ということはいきなり好カードが組まれることも多々あります。渡辺名人も竜王陥落後すぐに降級したこともありました。
なので、1組を勝ち上がるのは相当厳しい。さらに、0勝2敗の可能性も全然ある。つまり、豊島九段が再び挑戦者に戻るのは相当厳しいと思います。現時点だと永瀬王座が挑戦者になりそうな気もしますが、はて？
